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系統の異なる赤眼交雑の結果

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系統の異なる赤眼交雑の結果

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 一年前から仕込んでいたこと。

 国産カブトムシで次の産地の2系統の赤眼の交雑個体の眼の色は?
 ・広島県江田島産
 ・兵庫県産 (阿古谷かは不明)

 白眼は系統が異なっても、その遺伝子を考えると白眼が出る確率が高いと思っているが、赤眼の場合には仕組みが複雑なため、黒眼になるだろうとの推測のもと、上述の個体を掛け合わせてみた。

 今回、その結果が出たので記録がてらに報告する。

 まずは広島県江田島産の今年の羽化個体。

イメージ 1

 画像では分かりにくいかも知れないが、黒っぽい赤い眼である。
 この系統は、いずれの個体でも似たような眼の色であった。


 次に兵庫県産の今年の羽化個体。

イメージ 2

 こちらも画像では分かりにくいかも知れないが、ピンク色に近い赤眼である。


 では、これの交雑個体(江田島♂×兵庫県♀)の羽化個体。

 さて、この個体は黒眼になるか? その結果は、




イメージ 3

 完全なピンク色であり、一番薄い赤であった。
 これも、この個体だけではなく、全ての交雑個体でこの色であった。

 今回の結果は、系統が異なる赤眼を掛け合わせると、予想外に赤眼の個体になったものの、その眼の色は、どちらの系統のものではないような気がする。

 赤眼って、難しいなあとつくづく思った。


ビークワ64号

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ビークワ64号

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 今回の号は、オオクワブリーダーには物足りないかも知れないが、小型クワガタを標榜し始めてる私にとっては素晴らしものであった。

イメージ 1

 それは日本のクワガタムシ大特集があったため。

 小型クワガタを飼育しようと思ったときには、一つの壁があった。

 それは小型クワガタは入手が容易ではないこと。
 意外とオークションには出品されていない。

 次に、幼虫が小さいため幼虫飼育で繊細な配慮が必要なこともあり、いろいろと調べる必要があった。

 そのため、小型クワガタを入手するにはまず自分で採集し、また飼育方法の情報も集めていた。

 そこで、参考にしていたのがバックナンバー51号であった。

イメージ 2

 これの最新版が今回の号にあたり、当時の国産クワガタからその種類が増え、最新では100種を超えた。

 チビクワガタでは初めて見る亜種のものがあり驚いた。

 これら一連のクワガタの画像が収められ、雑誌というよりも、もはやクワガタ図鑑である。

 次の画像たちを載せていいものやらと思いつつ、貴重な情報であるため掲載することにした。

 それはルリクワ群の分布図。
 コルリクワガタについては、我が近畿圏内では2種、ニシコルリ、キンキコルリがあり、その境界線が載っている。

 また、それ以外のルリクワの分布図もあり、今後の採集の参考になりそうだ。

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

 この号をまじまじと見つつ、マダラ、マグソやツヤハダクワガタなどのマイナーで小型のクワガタの入手・飼育成功を夢見ている。


 さて、ここ最近の小型クワガタ飼育の進捗。

 現在、オニクワガタの羽化ラッシュとなっている。
 今までは、オニクワガタとキュウシュウオニクワガタが羽化/産卵セットしていたが、今回はヤクシマオニクワガタが羽化してきた。

 これはオニクワガタやキュウシュウオニクワガタと違って、成虫はゼリーを食べるようだ。

イメージ 7


 なんとか、♂と♀が揃ったものの、♂1頭に対して♀5頭であった。

 これを真面目にセットすれば、大爆産しそうな予感が・・・・・・・。

マダラクワガタ

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マダラクワガタ

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 現在、小型クワガタを収集し、飼育に挑戦している。

 その中、虫シゲさんよりマダラクワガタをご提供頂いた。
 なお、名前が似たものとして、マグソクワガタがいる。

 今回のマダラクワガタは標高の高いところの赤枯れ材にいるもので、マグソクワガタは河川敷にいるものである。

イメージ 1

 プリンカップは二つ。

 マダラクワガタと併せて、オオチャイロハナムグリの幼虫も頂いた。

イメージ 2

 なお、クワガタムシ以外には興味のない私なので、これは知り合いの分。


 さて、本題。

 送られてきたマダラクワガタの成虫はこんな感じ。

イメージ 3

 このようにマダラクワガタは非常に小さく、まるでマダニのようであった。

 そのため、マットの中から成虫を探すのはたいへんであった。

 頑張って探し、3頭を取り出した。

イメージ 4

 貴重な成虫を入手できたので、マクロ撮影を行ってみた。

イメージ 8

イメージ 12


イメージ 9




イメージ 5

イメージ 6

イメージ 10

イメージ 11

 この成虫で産卵セットをこれから組む予定。

 それ以外の小型クワガタ飼育の現在の進展。

 スジクワガタの飼育セットを組むため、野外にてスジクワガタを採集した。

イメージ 7

スジクワガタの♂は32mmとそこそこのものとペアリングしていた♀と、別の箇所からもう1頭の♀を採取した。

 これから、スジクワガタを2セットと、ネブトクワガタのセットも行う予定。


ヤマトサビクワガタ

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ヤマトサビクワガタ

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 現在、小型クワガタにどっぷりとはまっている。

 今週に羽化したのは、ヤマトサビクワガタ。

イメージ 1

 一円玉の横に♂を並べてみた。

 マクロ撮影すると、

イメージ 2

 また、羽化したての♀もいる。

イメージ 3

 これも頑張って累代してみようと思う。

この一週間のクワガタ活動記録

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この一週間のクワガタ活動記録

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 備忘録として、この一週間のクワガタについて記録する。

 まずは沖縄県産ルイスツノヒョウタンクワガタ。

 6/19ごろには、産卵セットの壁面に幼虫がいたため、プリンカップに幼虫を移したところ19頭いた。

 その個体たちが蛹化し始めた。

 その中で最も早いものは羽化したため、記録がてらに撮影した。

イメージ 1

 この2週間以内には全ての羽化が完了するだろう。


 次に定点観察&採集。

 いつもこいつを狙って出陣するものの、なかなか採れていなかった。
 今回は久しぶりに採取できた。

イメージ 2

 オオセンチコガネ。
 しかしあれっ? この画像を見ると左は単なるセンチコガネにも見える。

 これは、マニアの虫シゲさんへ既に送付済み。

  しかし虫シゲさんがチェックしたところ、左のは越冬個体で光沢を失った♂であり、偶然ながらペアでの提供のようだった。

 この場所には、クワガタも採取できる。

イメージ 3

 ノコギリクワガタ♂。
 大きいと思って持ち帰ったところ、65mmしかなかったので、ノコギリ好きの方に寄付。

 他にも、

イメージ 4

 ミヤマクワガタ♀。
 これは第二の目的であった。

 現在、小型クワガタ飼育に傾倒しており、いずれはミクラミヤマクワガタを飼育したいと思っている。
 しかし、ミクラミヤマクワガタを含むミヤマクワガタは飼育に癖があり、今まではいい加減な飼育しかしていなかったため、その基礎を習得するために久しぶり累代を挑戦しようとしている。

 なお、以前はトカラノコギリクワガタを飼育したいがために、普通のノコギリクワガタの累代に挑戦していたこともあった。

 そのステップを踏んでトカラノコギリクワガタは現在、産卵セット中である。

 産卵セットの壁面に卵が見えたため、成虫♀に食べられる前に別容器に移した。

 この卵が孵化するかを確認するため、あちこちに白テープに矢印をつけて印をつけた。

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 ペアリングしている時期に♂が☆になってしまっており、これらが有精卵なのか、気掛かりなところ。

 しかし、救世主も現れた。
 羽化が遅れていた同系統のもので、自力ハッチしている♂がいた。

イメージ 9

 これは早く成熟してもらい、必要に応じて追いかけする体制を整える予定。

 他にも、以前、クワ馬鹿道さんから頂いた宮崎県産ノコギリクワガタがセットのタイミングであったため、これも行っていた。

 なお、同じ本土ノコギリクワガタであるものの、宮崎県産の方が大あごの湾曲が格好いい。

 このセットは卵が少なかったので、卵は取り出さず、同じく印を付けて様子見中。

イメージ 8

 また、小型クワガタは飼育スペースが少なくてもいいことに油断し、いろいろとオークションで落札してしまった。

 まずは、ブログでときどき閲覧させて頂いている八重子さんから、以下のものを落札させて頂いた。
 ・アウラタキンイロ(赤系)
 ・アウラタキンイロ(紫系)
 ・メンガタ メリー

 コメントを交わしたことはないものの、お知り合いと言うことで少し便宜を図って頂きました。八重子さん、どうもありがとうございました。

 他にも、次のものを落札した。
 ・ムシモン
 ・ロンボックエンシス
 ・ミカルドキンイロ

 これらで飼育スペースが手狭になってきたので、これからの増種は国産のみに絞ろうかと思いつつある。

到達 300,000 Hit

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到達 300,000 Hit

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 こんなへんてこりんな備忘録も、訪問者がのべ300,000人訪れたようだ。

 なお、プレ企画はありません。 これはブログと言うよりも備忘録なので。

イメージ 1

 さて、この到達数になるのを待ち構えて撮影したのではなく、月曜日の朝にブログを見ようとしたところ、このジャストのタイミングであった。

 では、ここ最近の活動はこんな感じ。

 まずはマダラクワガタ。

 これは以前に撮影した画像。

イメージ 2

 これは赤枯れ材の中に居るため、産卵セットは、ブナの赤枯れマットに赤枯れ材を埋め込んで固詰めしていた。

 しかし、マダラクワガタはマットに潜ろうとせず、地上に露出している材を少し齧っているようだった。

 虫シゲ先生のアドバイスによって、マダラクワガタはアゴの力が弱いため材は柔らかめがよく、マットと材が混在している状態がいいとのことであった。ということは、固詰めしたマットには潜れなかったのかも知れない。

 そのため、材を取り出し、セットし直すことにした。

 マダラクワガタが齧っている材の状況はこんな感じ。

イメージ 3

 さて、どこにマダラクワガタが居て、どこが齧った痕か分かりにくい。
 そこで、色でマークを付けた。

イメージ 4

 赤丸がマダラクワガタ。黄色丸は何となく齧った痕があり、緑丸は点で穴が空いている。
 これらのどこかに産卵してくれればいいのだが。

 これについては、先生のアドバイスに従って、マットと材を混在状態にして、ゆる詰めにし、クワガタは埋没させることにした。
 材は残念ならが柔らかくできないので、これは改善できず。

 
 次は、オガサワラチビクワガタの産卵セットの開始。

イメージ 5

 当初は3頭居たが、1頭☆になってしまった。

 そこで☆となった個体は標本にすることに。

イメージ 6

 小さい個体であるため、苦労して展足したところ、前脚が左右非対称との指摘を息子から受けた。

 そこで微調整したものがこれ。

イメージ 7


 次は、ルイスツノヒョウタンクワガタ(沖縄県産)のセット(5頭)

イメージ 8


 他には、自己採集のマメクワガタ(和歌山県産)のセット(6頭)。

イメージ 9


 さらに自己採集のマメクワガタの別産地(兵庫県)のセット(9頭)

イメージ 10

 これらは、バクテリア材を埋め込んだ。


 この他にも、ルイスツノヒョウタンクワガタの和歌山県で有名産地の紀伊大島産の購入品のセットも行った(画像なし)。

 これについては、バクテリア材ではなく、オオクワガタの産卵セットの割カスを用いた。

 さてこれらのうち、どれくらい成功するだろうか。

マダラクワガタの標本作製

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マダラクワガタの標本作製

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 マダラクワガタセットに色々と腐心しているなか、さらに1頭が☆になってしまった。

 これは以前に撮影した画像。

イメージ 1

 簡単には入手できないクワガタ種であり、また、☆となったものの、脚の展足などに適した硬さであったため、早速、標本を作製することに。

イメージ 2

 体が小さく、また、脚が縮こまっていたため裏返して、脚や触覚を出し、取り敢えず針を2本打って、この状態で固定することにした。


 また久しぶりに、クワガタショップのくわがた村三田店を訪れた。

 そこにはうってつけの小型の標本箱があったため、即購入。

イメージ 3

 これを購入すると、「小型クワガタ用か?」と鋭いコメントが出た。

 まさにその通りであった。本来、この標本箱は蝶を入れることを想定しているらしい。そのため、厚みを薄くスリムタイプものであった。

 スマホを隣において撮影したが、このサイズでもかなりの小型クワガタが表示できそうだ。

 そこで伺った話によると、上のマダラクワガタの標本の作製は、テントウムシの標本を作る方法のようだ。

 また、コルリクワガタの標本作製方法も教わったので、この標本箱に入れるものの充実化をこれから図っていく予定。






南紀コクワ 種親選別

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南紀コクワ 種親選別

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 南紀コクワとは、和歌山県紀伊(南紀)大島のコクワのことで、その特徴として体が赤いものが多く、南紀の赤コクワとも呼ばれている。

 今季には、この南紀コクワの幼虫を採集しており、ぞくぞくと羽化してきている。

 そこで、大型の赤コクワのF1個体を得るために、今回は種親の選抜を行った。

 羽化したての成虫は赤いため、本来の赤色か、体が固まる前の赤色か、の判別ができなかったため、ある程度の期間を経ったもので比較することにした。

 ♂種親候補1

イメージ 1

 これは当初候補筆頭の♂(一次合格)

 ♂種親候補2

イメージ 2

 画像ではこちらの方が茶色に見えるが、候補1と比べると、色は同じでこちらはサイズが小さいため、却下。

 ♂種親候補3

イメージ 3

 これは見た目も候補1よりも体が赤く、またサイズもやや大きい。こちらも一次合格。

 ♂種親候補4

イメージ 4

 これも色は茶色がサイズが小さいため却下。

 ♂種親候補5

イメージ 5

 これは色が黒くサイズが小さいため、却下。


 次に二次試験。体の裏側。

 ♂候補1

イメージ 6

 ♂候補3

イメージ 7

 候補3の方が裏が赤いため、これが候補一番手で、候補1が二番手とした。


 次は♀の選別。

 明らかに黒く、サイズが小さいものはチェック間に却下。

 ♀候補1

イメージ 8

イメージ 9

 ♀候補2


イメージ 10

イメージ 11

 どちらも甲乙つけ難い。

 これらは捨てがたいので、この2ペアで累代をしようと思う。

 大型で赤色コクワはできるかな?


サビクワガタ

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サビクワガタ

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 益々、小型クワガタに嵌っており、増種を行った一端を。

 今回はサビクワガタを記録まで。

 まずは、既に紹介しているヤマトサビクワガタ。

イメージ 1

イメージ 2

 ここからは新たに増やしたもの。

 まずは、カワムラサビクワガタ
 これは即ブリ状態のものを入手。後食から2ヶ月後でブリ可能なようだ。

イメージ 3

 次は、虫シゲさんが一押しの、ベルティヌスサビクワガタ

イメージ 4

イメージ 5

 くっきりとした内歯が特徴か。

今までのサビクワガタはDorcus属であるが、それ以外のサビクワガタもいる。

 最後はそれで、スクアリドゥスサビクワガタ
 学名はGnaphaloryx squalidus。
 どのように読むのやら?

 これは幼虫での入手なので画像なし。

 また、現在、小型種であるマグソクワガタの採集のため、情報収集中である。
 これ特有の採集道具は既に入手し、また採集地の情報も集め、その生態情報を把握しつつあり、効率的に採取できればと思っている。

 それ以外には、ヒメオオの産卵セット情報がなぜか、私のところに集まってきており、ここまで知ってしまうと、産卵セットを一組追加したくなった。

 そこでとある場所に10月に新規開拓も兼ねて行ったものの、(当然ながら)ボウズを食らった。

 そのため、その方面の産地のヒメオオペアをskuser2さんから入手した。




マメクワガタ採集と

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マメクワガタ採集と

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 昨日は、ネブ党さんから誘って頂き、ネブ党さん、里レンさん、松さん、ドルクス先輩さんと兵庫県のとある場所へ、クワガタ採集へ遠征した。

 私の狙いは、マメクワガタのみである。

 出発前や結果は、それぞれネブ党さんのブログで報告されている。

(出発前)

(結果)

 結果については、ネブ党さんのブログに記載されているので、ここでは私が撮影したものたちを中心に。

 私の成果はこんな感じ。

イメージ 1

 マメクワガタ成虫は4頭。

 また、幼虫でマメクワガタの可能性が高いのはこんな感じ。

イメージ 2

 6頭。

 また、マメクワガタになればいいなと思っているもの。

イメージ 3

 これにて、自己採集の兵庫県産のものは2ケ所となった。

 この他には、里レンさんのミッションとして、キョウトアオハナムグリを繭玉の状態で越冬しているものを取り出すこと。

 こんなところに居た。

イメージ 4

 倒木の下に居た。
 糞が山積となっていたため、手前に糞を掻き出したところの場面。

 そこで、成果物の一部を撮影してみた。
 さて、分かるだろうか? 周りは糞だらけである。

イメージ 5

 丸で囲んだところに、キョウトアオハナムグリが居る。

イメージ 6

 青丸には幼虫、赤丸には繭玉。

 なお、朽木の倒木の下の状態は糞まみれで乾燥しており、その糞を繭玉の壁に利用して、その場に繭玉があった。

 また、繭玉の中のものが生存しているかを確認するために、里レンさんが一部を割割ってみたもの。

イメージ 7

 これは繭玉から頭を少し出しているところ。
 これにて無事に生存個体が確認され、里レンさんのミッションの一つが完了した。

 この繭玉群は、虫シゲさんのご要望があったため、送付するため私が預かっている。

 預かりもものの全体像はこれ。

イメージ 8

 ここには、糞、脱出している繭玉、中に成虫が入っている繭玉など、いろいろ含まれている。

レアなマット?

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レアなマット?

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 とあるマットを手に入れた。

 これは非常にレアではないだろうか。

イメージ 1

 何がレアかと言うと、マットの材の種類。

イメージ 2

 VN材の発酵マット。

 なお、このマットは在庫数が限定されているため、店頭販売のみ。

 また画像はないが、併せてVN材(Lサイズ)も購入した。材の柔らかさ具合を手に取って厳選した。

 しかし、これは産卵困難種のためではない。

 この前採取したマメクワガタの産卵セットに使用予定。
 ちょうど、マメクワガタが材に入り込みたくなるような柔らかさを選んだ。

 さて、VN発酵マットは何に使おうか?
 国産ネブトの幼虫に使ってみるのも面白いかも知れない。

ミヤマツヤハダクワガタの成虫

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ミヤマツヤハダクワガタの成虫

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 我が家ではミヤマツヤハダクワガタの幼虫が羽化したものの、どれも同じ大あごの形であった。

 雌のように見えるものの、サイズが小さかったため、この個体群が雄なのか、雌なのかよく分からなかった。

 そこで、虫シゲさんから2ペアをご提供頂いた。

 サイズは大きいものと、小さいものが入っていた。

 そこで記録として撮影。

 まずは大きい雄。 

イメージ 1

イメージ 2

 次に小さい雄。

イメージ 3

 次は雌の画像。

 まずは大きい雌。
 これは、大きい雄と体サイズはほぼ同等であった。

イメージ 4

 雌は下を向くのが好きなのか、このような画像しか得られなかった。
 しかしここからも、大あごの発達が悪いことが分かった。

 小型雄よりも、大あごは小さい感じであった。

 次は、小さい雌。

イメージ 5

 この大あごのプロポーションは、大きい雌と同じように見える。

 ヨシ! これでミヤマツヤハダクワガタの雌雄が分かったぞ!
 我が家のは、やはり見立て通り、全て雌だったのだ。

 虫シゲさんから頂いたものと同じ産地なので、こちらではミヤマツヤハダクワガタはハーレム状態に。



イッカククワガタ

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イッカククワガタ

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 ここ最近、小型クワガタに傾倒しており、そこに新たな仲間が加わった。

 それはタイトルにもあるイッカククワガタ。

 これはヨーロッパのものである。

 そのサイズや全体像はこんな感じ。

イメージ 1

 サイズとしては、チビクワとマメクワの間くらいであり、大きな特徴は体に厚みがあることだった。

 また、ここには1♂、2♀がいるとのこと。

 そこで雌雄を判別してみると、この中で一番小さいものは♂と思われる。

 本来はもっと角が発達して判別が容易なのだろうが、この小ささだと分かりにくい。

 体の割に角が出ているこれが♂と推定。

イメージ 2

 一方、♀でも少し角がある。

イメージ 3

 こんな微妙な違いだっけ?と思い、別の角度で撮影してみた。

イメージ 4

 前胸背板の形で見ても形が異なる。
 下側が♂、上側が♀。

 やはり、ペアは揃っていた。

 さて、これの繁殖頑張るぞ!


イッカククワガタとマメ、チビクワガタ

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イッカククワガタとマメ、チビクワガタ

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 さて、先日記録したイッカククワガタは柊ナナシさんから分けて頂いたものであった。

 なお、柊ナナシさんは最近、ブログを再度、復活されている。

 私は、イッカククワガタのセットを開始した。

 また、これと並行して、マメクワガタとチビクワガタのセットも開始することにした。

 そのため、これらが勢ぞろいしているので、サイズを比較することにした。

イメージ 1

 左がマメクワガタの一群、中央がチビクワガタの一群、右がイッカククワガタの一群である。

 結局は、サイズはイッカククワガタが一番小さかった。
 しかし、厚みはイッカククワガタの方が厚いのが特徴のようだ。

 来年のこの時期にも、これら3種の揃い踏みができるであろうか。



ルイスツノヒョウタンクワガタのセット割出し

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ルイスツノヒョウタンクワガタのセット割出し

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 昨年、自らが初採集したルイスツノヒョウタンクワガタ(和歌山県産)。


 そこでは、成虫で採取したものと、幼虫で採取したものは、別々にセットを組んでいる。

 今回は、成虫で採取したもので、4頭でセットしていたもの。

 まずは成虫から。

イメージ 1

 まだ4頭いた。肉食であるため、共食いなど減るかと思ったが予想外。
 どうやら、ルイスツノヒョウタンはあまり共食いをしないのかも知れない。
 また、餌も適当だったのであろう。

 次に材の状況は、

イメージ 2

 ここには、成虫のお尻が見えている。

 材で採集したときと同様に、材の中は複雑な坑道が張り巡らされていた。

 他の坑道では、

イメージ 3

 ここでは、幼虫と成虫が共存していた。

 親が幼虫を育てるという亜社会を形成しているようだ。

 この画像では成虫がほぼ隠れかかっていたので、成虫を赤丸で示してみた。

イメージ 4

 実は割り出している中、幼虫の影に成虫が隠れようとしていたのだ。

 最後にWF1となる幼虫はというと、

イメージ 5

 全てが3令となっており16頭いた。

 そこで、幼虫は個別飼育とし、成虫は新たに産卵セットを再度、組んだ。

 今回見たような坑道を作ってから産卵するとなると、今からある程度の期間が掛かるかも知れない。




ロンボックエンシス成虫の雌雄判別

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ロンボックエンシス成虫の雌雄判別 

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 ”~~エンシス”の名前のクワガタはいろいろとあり、ドルクスが多いように思われる。

 しかしこれは、和名では”コマルコクワガタ”であり、学名は、Dorculus lombokensisであり、Dorcusとは似て非なるものである。

 また、体の厚みも厚く、コガネムシのような体格である。

 このクワガタは、♂の大あごの発達がないので、大あごを見ても雌雄の判別ができない。

 そこでネット情報で、ロンボックエンシスの雌雄判別法があったので、自分のところのものもマクロ撮影で確認してみた。

 さて、1頭目。

イメージ 1

 では、どこを見るかというと”頭楯”。

 しかし、そもそも”頭楯”がどこか分からなかった。
 調べてみると、ここ。

イメージ 2

 赤丸のところ。

 ここの形が、M字であれば”♂”、台形であれば”♀”のようだ。

 どちらの形が♂か♀かすぐに忘れてしまうので、こじつけて覚えることにした。
 要するに、M字の”M”は、Male(雄の)の”M”と覚えることにした。

 では、この個体はどちらか?というと、画像からみると中央が窪んでいるので、”♂”と判定した。

 しかし、撮影する角度では、その形が変わるので注意が必要だ。

 そこで、上と同じ個体で角度が異なる3パターンが以下の画像。

イメージ 3
(個体1)

イメージ 4
(個体1)


イメージ 5
(個体1)


 では、明らかに”♀”と思われる個体の頭楯はというと。

イメージ 6
(個体2)


イメージ 7
(個体2)

 これは、どう見ても台形だった。

 これを基準に台形かを(♀かを)判定することにした。

 それ以外のものはというと、個体3

イメージ 8
(個体3)

イメージ 9
(個体3)

 この個体3は、微妙な感じかも知れないが、2枚目の画像が決めて手で♂と判定した。

 次に個体4。

イメージ 10
(個体4)

 この個体も、♂と判定した。

 これらの判定が正しければ、♂3、♀1となる。

 さて、判定が逆であったとしても、♂と♀がいることが期待できるので、しっかりと繁殖させればと思っている。

ツノヒョウタンクワガタ王国

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ツノヒョウタンクワガタ王国

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 ツノヒョウタンクワガタは、従来はルイスとラエビコリスを飼育していた。

 また、ルイスとしては3種の県と海外1種がいる。

 ルイスツノヒョウタンクワガタはこんな感じ。

イメージ 1

イメージ 2

 そしてここ最近、新たに2つ増種した。

 まずはヘラーツノヒョウタンクワガタ

イメージ 3

 判別方法はこれから調べるとして、この種は何となく”ツノ”の発達が悪いような気がする。

 次に、ラルッソンツノヒョウタンクワガタ

イメージ 4

イメージ 5

 これは”ツノ”が発達していてて、恰好いい。

 ラエビコリスツノヒョウタンクワガタの画像がないので、今後、を割り出したら、画像を取って見分けるようにせねば。

 また、ネットで入手できそうな種としては、ラルッソンの類縁のオベススツノヒョウタンくらいか。

 クワガタ図鑑では2桁ほどの種類がいると思うが、流通しているのはわずかしかいない。

 その中で4種も居ればツノヒョウタンクワガタ王国と名乗ってもいいのではなかろうか。

 

新芽採集

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新芽採集

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 今年は花粉の飛散も早めに終了したため、季節が早めに移るのではないかと思われた。

 そのため、コルリクワガタが出ているか、確認がてらに高標高の山へと昨日、向かった。

 現地に到着すると、ブナの新芽はいい感じで開いていた。

イメージ 1

 しかし、コルリ採集には手こずった。

イメージ 2

 雄ばかり、計4頭のみであった。

イメージ 3

 コルリの成果は芳しくなかったため、それ以外にも食指を伸ばしたところ、

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 ヒメオオの♀の新成虫が採れた。

 同じ木からは幼虫も。

イメージ 5

イメージ 6

 これらは、ヒメオオか、あるいはアカアシか、もしかしたらコクワか?

 今回は、VIP対応としてカワラ菌糸瓶に入れて様子見することにした。

台湾のヒョウタンクワガタたち

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台湾のヒョウタンクワガタたち

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 台湾の国土は狭いものの、クワガタの多様性は高い。

 そのため勉強がてらに、マニアックなことで有名な以下の台湾のクワガタ図鑑を入手した。

イメージ 1

 台湾では電子化が進んでいるのであろうか。
 本としての実態は入手できなかったものの、電子書籍としてこれも入手した。

イメージ 2


 ヒョウタンクワガタ類についての進展について

 過去に5頭入手したヒョウタンクワガタの幼虫は明確な卵巣が確認できず、場合によっては全て♂の可能性が懸念された。

 この時期に一斉に蛹化したため、蛹で雌雄を判別することにした。

イメージ 3

 そこで交尾器の有無を確認してみた。

 ここには、ちょうど雌雄の蛹がいる。

イメージ 4

 赤丸の中央に交尾器があるため♂である。その横は交尾器がないため♀と推測された。

イメージ 5

 結局は、♂が3と♀2と思われた。ちょうどいいバランスである。


 次にツノヒョウタンクワガタについて

 なお、ツノヒョウタンクワガタとヒョウタンクワガタは別の属である。

 新たに加わった仲間として、タイワンツノヒョウタンクワガタ(屏東県産)がある。

イメージ 6

 ひいき目なのか、このツノヒョウタンは大きくて角も発達していて恰好いい!
 
 さらには、緑島産のラエビコリスツノヒョウタンクワガタも加わった。なお、台湾の図鑑には、このラエビコリスツノヒョウタンクワガタ(比律賓角葫蘆鍬形蟲)は載っていない。

 ヒョウタンクワガタ類以外としては、台湾のマメクワガタ(屏東県産)も入手した。
 しかし、残念ながら日本と台湾のマメクワガタは同じ種であり、区別はできない。

 さあ、次に入手できる肉食性クワガタやツノヒョウタンクワガタは何になるだろうか?


マメクワガタの交尾器

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マメクワガタの交尾器

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 ヒョウタンクワガタの蛹の交尾器が発端で、他のクワガタの蛹はどうなっているか気になった。

 そこで現在、蛹でいるマメクワガタについて撮影することにした。

 マメクワガタの幼虫は幸い卵巣がはっきりしていたため、幼虫の段階で雌雄は判別できている。

 今回の撮影で、マメクワガタの蛹は、非常に小さいものの区別がついた。

 まずは♂から。

 ♂その1

イメージ 1

 その交尾器の拡大
 交尾器がとぐろを巻いている

イメージ 2

 ♂その2
イメージ 3

 交尾器の拡大

イメージ 4

 ♂その3
イメージ 5

 交尾器の拡大

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 ♂その4
 なお、これは繭玉とともに撮影
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 交尾器の拡大
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 次は、”とぐろを巻いた交尾器”がない雌の蛹

 ♀その1
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 交尾器の拡大
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 とぐろがない。

 ♀その2
イメージ 11

 交尾器の拡大
イメージ 12

 肉眼でもかなり難しいが、この違いは何とか分かるようになった。
 



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